2026年1月
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祖父母に突発性発疹の子どもを会わせても大丈夫
子どもが突発性発疹にかかっている時、楽しみにしていた祖父母との面会をキャンセルすべきか、迷うことがあるかもしれません。特に、祖父母が高齢である場合、病気をうつしてしまったら大変だと心配になるでしょう。この問題について考える上で重要なのは、突発性発疹の感染力と、大人の免疫状態です。まず、祖父母世代のほとんどの人は、自分たちが子どもの頃に突発性発疹の原因ウイルスに既に感染し、免疫を持っています。本人がかかった記憶がなくても、症状が出ない不顕性感染で済ませている場合が多いため、まず心配する必要はないでしょう。したがって、祖父母が突発性発疹にうつって発症するリスクは極めて低いと言えます。次に、子どもの感染力の時期です。感染力が強いのは発疹が出る前の高熱期であり、熱が下がって発疹が出た後には、感染力はほとんどなくなっています。もし、どうしても会わせる必要がある場合は、少なくとも熱が完全に下がり、子どもの機嫌も回復している状態であることが望ましいです。高熱でぐったりしている時期は、子ども自身もつらく、安静が必要ですし、感染力も高いため、面会は避けるべきです。一方で、熱が下がって元気になり、発疹だけが出ている状態であれば、感染のリスクは低いと考えられます。最終的な判断は各家庭の状況によりますが、以上の医学的な事実を踏まえれば、過度に心配する必要はないことが分かります。もし祖父母が心配しているようであれば、発疹が出た後はうつる心配はほとんどないということを丁寧に説明してあげると、安心して孫との時間を過ごせるかもしれません。