私が重度の花粉症を発症したのは5年前の3月でした。それまでは自分には無縁の病気だと思っていましたが、ある朝突然、水道の蛇口を壊したかのような鼻水と、目を取り出して洗いたいほどの激痛に近い痒みに襲われたのです。あまりの辛さに仕事も手につかず、すぐに病院へ行こうと決意しましたが、そこで困ったのが一体何科へ行けば良いのかということでした。鼻も辛いけれど目も同じくらい辛い。最初は近所の内科へ行きましたが、そこでは飲み薬と一般的な点眼薬を処方されました。内服薬のおかげで鼻水は少し落ち着きましたが、目の痒みだけはどうしても治まらず、結局その2日後に眼科へ駆け込むことになりました。眼科の先生は私の目を見て、結膜がかなり腫れていると指摘し、アレルギー専用の強い点眼薬と、目の周りの炎症を抑える軟膏を出してくれました。これにより目の苦しみからは解放されましたが、今度は鼻詰まりが再発し、最終的には耳鼻咽喉科で鼻の粘膜を診てもらうことになったのです。この体験を通して私が学んだのは、複数の症状がある場合は、自分が今最も優先して解決したい症状に合わせて科を選ぶべきだということです。鼻が詰まって夜も眠れないなら耳鼻咽喉科、目が開けられないほど痒いなら眼科、そして全身がだるくてどこへ行けばいいか分からないならまずは内科といった具合です。私の場合は結局3つの科を渡り歩くことになってしまいましたが、今では自分にとってのベストな選択肢を確立しています。それは、シーズンが始まる直前の2月初旬に耳鼻咽喉科を受診し、そこで目薬も一緒に処方してもらうという方法です。多くの耳鼻咽喉科では、鼻の薬と同時にアレルギー用の点眼薬も出してくれるため、1度の受診で済むことが多いのです。ただし、目の症状が特に悪化した年だけは、迷わず眼科の専門医に診てもらうようにしています。病院選びに迷っている時間は、そのまま苦しんでいる時間になってしまいます。自分の症状を客観的に観察し、どの部分が一番日常生活を妨げているのかを判断基準にすることをお勧めします。また、最近では複数の専門医が在籍する総合クリニックも増えているので、そのような場所を探すのも効率的かもしれません。あの地獄のような初発の年から、今では自分に合った診療科と薬を見つけたおかげで、春の訪れをそれほど恐れずに過ごせるようになりました。
鼻と目の症状で迷った時の病院選び体験記